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2006/12/29(Fri)

007カジノロワイヤル

image_66275a1adbf0b Sコネリー、Rムーア、2人とばして(笑)Pブロスナン。
そして、ダニエルグレイグのJボンドです。

ブロスナンのボンドが割と好評だったところでの主役交代。 スチール写真を見るだけでは、どう見ても悪役顔のグレイグですが、最初は違和感があるけれど見ているうちに見慣れてしまうのでしょうか?岡倉大吉のように? 見る前から、ワクワクでした。

 この作品を観るために劇場には何度か足を運んでいたのですが、他の映画を見てしまったり、上映機器のトラブルで中止だったりと、随分時間が経ってしまい、やっと29日のレイトショー。監督はPブロスナンの1作目、ゴールデンアイを撮った監督です。

(ネタばれあります)

 まず、声を大にして言いたい事がひとつ。胸毛の無いボンド?lt;big>ボンドじゃない ショーンコネリーの胸毛に憧れ、ブロスナンの胸毛に嫉妬したボンド胸毛フェチの代表としては、植毛でも良いから絶対にそれなりの胸毛を付けて欲しかったです。

 で、ストーリーの方はというと、割とシンプルで及第点。特に、最初はミスを連発するボンドが、段々と(戦闘から服装まで)プロになっていく様は楽しめます。 序盤から”うかつなボンド”に「志村、うしろうしろっ!」と叫びたくなる楽しさ。それでも最後の最後には、きちんとダブルオーとしての風格を身につけてくれたので一安心。

 アクション的にも、CGにあまり頼らない肉弾戦が広がっていて、巧みなカメラワークとともに「こいつら、天下一武闘会に出られるぞ」とも思ってしまうくらいの肉弾戦が楽しいです。Jチェンも真っ青?のアクションっぷりに驚かされますが、最近流行のSFXを駆使した、『まるでアニメーションのような長尺のカット割りとカメラワーク』とは違い、細切れながらもインパクトのある絵面で勝負しているのには、好感が持てます。 このあたり、ドクターノオに雰囲気が似ている気も。原点回帰なのでしょう。


 マネーペニーや、Qが出ない(Rも出ませんので、びっくりドッキリメカが無い)のは我慢かもしれません。
 それよりも、Mのベッドに男が寝ていたり、どう見ても南米系の男がCIAのエージェントだったりなど、細かい設定も楽しめます。 ボンドのノートパソコンがVAIOのTypeS(Zかな?)だったのは、似たような機種を使っている自分は少しだけ”おぉっ”と見入っちゃいました。SONYピクチャーズ製作だからでしょうか。


 残念だったのはカジノ勝負のルール。フレミングの原作ではブラックジャック勝負だったと記憶していますが、映画では変則ポーカーでした。ディーラーが5枚のカードを持ち、プレイヤーは2枚のカードを持つ。ディーラーカード+プレイヤーのカードで出来上がる手の高いものが勝ちというもの。このゲームは良くない>< 最初にオープンされるディーラーの5枚のカードから、敵(シッフル)のエースの4カードに対して、スペードの45678ストレートフラッシュでボンドが勝つというのが見え見えでした。。。 

 権利関係のゴタゴタで、タブー扱いだったカジノロワイヤルを映像化、まともな007シリーズとして製作する、というのでは成功だったでしょう。ダニエルグレイグの007も、見終わった後で、これもありだなと思いましたし、若いうちにアクションシーン満載の007作品をたくさん送り出して欲しいものです。

 あと、胸毛も生やしてね(しつこい?

by Canno | 2006/12/29 02:26:40 | 映画見ました | comment(0) | trackback(0)
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