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2010/05/07(Fri)

化学工学誌2010年5月号

image_662c48e48eb7b  化学工学誌 2010年5月号掲載広告です。

今回は超臨界水試験装置の流通装置について。

 バッチとは違い、超臨界水流通試験の場合は1種類の装置で何にでも使える、というのはなかなか難しく、反応プロセスによって全く異なる構成になります。




 ポイントは材質や反応路サイズ(流速、滞在時間 etc...)、熱交換量(授受量 面積 伝熱係数)、これらを踏まえて、供給部、予熱部、反応部、冷却部、回収部、などといったユニットのデザインを行い、それをまとめる必要があります。

 液体試料系であれば比較的シンプルですが、粉体試料(高濃度スラリー)や、金属微粒子試料などの場合は要検討になるポイントが増えてきます。

 また、反応系によっては高圧ガスが発生し、高圧ガス保安法に準じて製作(と届出、許認可の所得)をする必要が有ったり。

 あと、メンテナンスがし易い事も試験装置としては、とても大事です。試験条件次第では都度の完全洗浄が必要になりますし。特に生成品の回収部は、上手くデザインしないと、せっかくの流通装置なのに頻繁にホールドアップやバルブ切り替えをする事になったりもします。


 まぁ、いろいろとありますが、超臨界水の試験装置で何かありましたら、是非お気軽にご相談ください。

by Kanno | 2010/05/07 11:28:30 | 雑誌等掲載広告 | comment(0) | trackback(0)
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