Archive
Login
ID:
PASS:
 
Admin Login
PASS:
 
2013/02/13(Wed)

前回の補足

image_662a7169c8b5e 前回の補足に、呉で撮影してきた零戦62型?の写真を。

光の向きの関係で、きれいな写真は逆向きしか有りませんでしたが、脚のオレオが完全に伸びきって、脚カバーの重なっている部分の色が見えるようになってます。

離陸するときは、主翼に仰角を付けるためにも脚はめいっぱいに伸ばす事になります。

さらに、マニアな話が続く

さて、呉の大和ミュージアムの零戦は、その昔63型と言われていたのがこの展示では62型とされています。これは搭載エンジンの型式がハッキリしないから。この個体は昔は63型だと言われていたのですが、戦争末期で製造記録もしっかり残っていないから分からないのです。

銘板がしっかり残っていれば良かったのですが、琵琶湖に沈んでいたモノを引き上げた機体なので、そのあたりはよく分からなかったようです。

零戦は機体の形状で1x型、2x型、3x型、5x型、6x型と分けられます。搭載エンジンで x1型、x2型、x3型、x4型と分類されます。他に5x型は機体の装備によって型の後ろに甲乙丙が付く事になり、自分も細かい違いがよく分かりません。

ということで、京都の嵐山美術館に展示してたときは63型と言われていましたが、今は呉で62型として展示されているわけです。

この前所沢で見たのと靖国神社のは52型 他にも52型は国内に何機か残っています。国内外で一番残っている型式が52型ですね。スミャjアンのも52だったはず。

上野の国立科学博物館のは21型(現地改副座型)

6x型は呉のこいつだけだと思います。

さて、個人的なヨタ話ですが、自分の高校時代の修学旅行は京都で自由時間がかなりあり、同じ班の友人たちを騙して嵐山美術館に行こうとしていたのですが、調査中になんと閉館していることを知りがっかりでした。その後、この零戦は南紀白浜に移ったのですが、そこでは見ることが出来なく、2x年経って62型とやっと対面。

感想は今まで見た零戦で一番作り物っぽい感じがした、という残念なものでした。色も仕上げも当時を彷彿とさせる感じはなく出来の良いプラモデルのように見えました。元が湖に沈んでいたひどい状態からの復元なので、再現という意味では怪しいところは多々有るようですし、厳しいのでしょうが、せめてツヤツヤの塗装は何とかして欲しいと個人的には思います。

by Kanno | 2013/02/13 14:44:34 | 短信 | comment(0) | trackback(0)
タイトル
名前
URL
添付ファイル
内容